高校生の香水が臭かった

"海沿いの町へ用事に行った帰り道の事です。

定刻より早いめに着いたガラガラの列車に乗ってほっと一息ついていました。人の出入りがありました。少し時間をおいて強烈な香水の匂いが漂ってきました。誰かかと思って体を捻って見ると、学生服姿の高校生が座っていました。

匂いの主はその高校生でした。異常に香水をふりかけていると思いました。私の鼻腔の感覚がマヒしだしました。肺まで匂いが付いてしまったような気持ちになりました。

列車を降りてからカフェで軽い食事をとりましたが、ピラフの味が分かりません。まだ鼻の奥やら衣類にもあの臭いがへばりついています。コ-ヒ-の味もおかしいです。味付けしたように感じます。香水の匂いでとんだ目にあったある日の思い出です。"